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12月19日-06号

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  1. 井原市議会 2016-12-19
    12月19日-06号


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    平成28年12月定例会        〇平成28年12月井原市議会定例会会議録第6号・平成28年12月19日(月曜日)              議  事  日  程              午 前 1 0 時 開 議 第1 議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)    議案第64号 平成28年度井原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第65号 平成28年度井原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)    議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について    議案第68号 井原一般職職員給与に関する条例の一部を改正する条例について    議案第69号 井原市長等給与に関する条例の一部を改正する条例について    議案第70号 井原税条例等の一部を改正する条例について    議案第71号 井原国民健康保険税条例の一部を改正する条例について    議案第72号 井原簡易水道条例の一部を改正する条例について    議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例について    請願第2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書    陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望について 第2 発議第2号 地域実情に応じた医療提供体制確保を求める意見書提出について              ~~~~~~~~~~~~~~~              本日の会議に付した事件 日程第1 議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)      議案第64号 平成28年度井原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第65号 平成28年度井原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第68号 井原一般職職員給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第69号 井原市長等給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第70号 井原税条例等の一部を改正する条例について      議案第71号 井原国民健康保険税条例の一部を改正する条例について      議案第72号 井原簡易水道条例の一部を改正する条例について      議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例について      請願第2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書      陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望について 日程第2 発議第2号 地域実情に応じた医療提供体制確保を求める意見書提出について              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時   開議 ○議長(上野安是君) 皆さんおはようございます。 ただいまのご出席は20名でございます。 これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~諸般報告 ○議長(上野安是君) この際、諸般報告を行います。 教育長からの報告で、教委報告第1号 教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況に係る点検及び評価結果に関する報告についてであります。この写しはお手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。 以上で諸般報告を終わります。 これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~日程第1 議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)      議案第64号 平成28年度井原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第65号 平成28年度井原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第68号 井原一般職職員給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第69号 井原市長等給与に関する条例の一部を改正する条例について      議案第70号 井原税条例等の一部を改正する条例について      議案第71号 井原国民健康保険税条例の一部を改正する条例について      議案第72号 井原簡易水道条例の一部を改正する条例について      議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例について      請願第 2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書      陳情第 2号 学校法人運営費補助金拡充要望について ○議長(上野安是君) 日程第1 議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)から議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの4会計補正予算議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例についてまでの7条例請願第2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書及び陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望についての13件を一括議題といたします。 委員長報告を求めます。 まず、予算決算委員長 19番 藤原清和君。              〔19番 藤原清和登壇〕 ◆19番(藤原清和君) 皆さんおはようございます。 予算決算委員会に付託されました案件審査結果につきましてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)、議案第64号 平成28年度井原国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第65号 平成28年度井原公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 本委員会は、去る12月12日に全員協議会室において執行部出席を求め、これらの案件について慎重に審査いたしました。 その結果、議案第63号から議案第66号までの4補正予算につきましては、全会一致でいずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で予算決算委員会報告を終わります。 ○議長(上野安是君) 次に、建設水道委員長 5番 惣台己吉君。              〔5番 惣台己吉君登壇〕 ◆5番(惣台己吉君) 皆さんおはようございます。 建設水道委員会に付託されました案件審査結果につきましてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第72号 井原簡易水道条例の一部を改正する条例について、議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例についてでございます。 本委員会は、休会中の去る12月13日、委員会室において執行部出席を求め、これらの案件について慎重に審査いたしました。 その結果、議案第72号及び議案第73号の2条例につきましては、全会一致でいずれも原案を可決すべきと決定いたしました。 以上で建設水道委員会報告を終わります。 ○議長(上野安是君) 次に、市民福祉委員長 12番 三輪順治君。              〔12番 三輪順治登壇〕 ◆12番(三輪順治君) 皆さんおはようございます。 市民福祉委員会に付託されました案件審査結果につきましてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第71号 井原国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、請願第2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書でございます。 本委員会は、休会中の去る12月14日、委員会室において執行部出席を求め、これらの案件について慎重に審査いたしました。 その結果、議案第71号の条例につきましては、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。 請願第2号につきましては、全会一致採択とすることに決定いたしました。 以上で市民福祉委員会報告を終わります。 ○議長(上野安是君) 次に、総務文教委員長 6番 三宅文雄君。              〔6番 三宅文雄登壇〕 ◆6番(三宅文雄君) 総務文教委員会に付託されました案件審査結果につきましてご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第68号 井原一般職職員給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第69号 井原市長等給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第70号 井原税条例等の一部を改正する条例について、陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望についてでございます。 本委員会は、休会中の去る12月15日、委員会室において執行部出席を求め、これらの案件について慎重に審査いたしました。 その結果、議案第67号から議案第70号までの4条例につきましては、全会一致原案を可決すべきものと決定いたしました。 陳情第2号につきましては、賛成反対同数となり、委員長の裁決により不採択とすべきものと決定いたしました。 以上で総務文教委員会報告を終わります。 ○議長(上野安是君) 以上で各委員長報告が終わりました。 ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。──18番 森下金三君。 ◆18番(森下金三君) それでは、総務委員長に対しましてご質問を申し上げたいと思います。 先ほど報告によりますと、3対3ということで委員長裁決により不採択ということで報告を受けました。 私は、その審議内容の過程を傍聴しておりませんので、この審議内容で出た意見、それぞれ賛成立場意見反対立場意見反対立場が合計4人というふうになるわけでございますが、それぞれ詳しくお知らせ願いたいと思いますのと。 もう一点は、この陳情書内容を見ますと、井原市の平成29年度予算編成に当たり、運営費補助金の一層の拡充について特段のご配慮をいただきたくお願い申し上げますと、こういう陳情でございます。 これを見ると、平成29年度の予算編成に当たるということでございますが、この要望書につきましては、平成29年度だけに補助金拡充を求められておったのか、また恒久的に補助金拡充お願いをしたいということであったのか。また、他の市町村、私学の学校があって、他の市がどういうふうな予算を組んでおるのかというようなことももちろん研究されておりますので、その点について執行部との協議をされてこういう結論に達したのかということについて、この2点を詳しくお願いを申し上げます。 ○議長(上野安是君) 6番 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) ただいまの件につきまして、委員会でどんな意見が出たということでございますけれども、まず採択という意見でございますが、興譲館は大変な状況なので採択して補助金拡充すべきという意見。それから、経営的、根本的改革をしっかりされており、興譲館歴史が長く続くよう補助金拡充すべきという意見。それから、地域に根差した学校として取り組んでいこうという姿勢を大きく買っていきたいという意見がございました。 次に、不採択という意見でございますけれども、市が興譲館に出している350万円は少ない金額ではない、ここはしっかり経営努力をして頑張っていただきたいという意見。次は、今の再建プランをしっかり実行していただく段階であり、補助増額段階ではないという意見。それから、市民サービスの低下にもつながりかねない、市は市立高校も抱えているので自助努力で頑張っていただきたい、市だけの協力には限界があるという意見がございました。 以上が委員皆様方から出た意見でございます。 それから、先ほどご指摘がございました、今後のことについて、29年度予算について執行部協議したという経緯をお尋ねになりましたけれども、そういった経緯はございません。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 委員長、29年度だけの予算要望だったのか、継続的な要望だったのかということには答えられますでしょうか。──6番 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) そういった要望はなかったというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 18番 森下金三君。
    ◆18番(森下金三君) 今、こういう補助金拡充ということでございますので、なぜ執行部意見を求めてされなかったかなということを非常に疑問に思うし、これが先ほど申し上げたように29年度に限ってのことなのか、恒久的に補助金拡充してくれということなのか、重大な問題だったのに、なぜそれは議論されなかったのかということを疑問に思うんで、その点を一つお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(上野安是君) 6番 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 先ほど申し上げましたとおりでございまして、恒久的な要望とかということはなかったというふうに思っております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 18番 森下金三君。 ◆18番(森下金三君) もう3回目でございますが、質問の私の趣旨がちょっとお互い違うんじゃないかなというふうに思います。なぜこれを協議をされなかったかなということをちょっとお聞かせしたいということでございます。 ○議長(上野安是君) 6番 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 協議ということではなくして、陳情でございますので、陳情趣旨につきまして学校側から2名の方が説明をしていただきました。その説明内容につきまして、各委員からるるこの陳情内容につきまして学校側の今日に至るまでの経過、それから現状、それから今後の方針等について説明がございました。 先ほど申しましたとおりでございまして、どれくらいな金額を継続的に欲しいとかというふうなご意見はなかったというふうに承知をいたしております。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──12番 三輪順治君。 ◆12番(三輪順治君) 委員長にご質問させていただきます。 本陳情は、去る11月28日に議長宛て学校法人興譲館理事長名で、学校法人運営費補助金拡充ということで、具体的には毎年350万円の運営費補助金を出しておるところを、この陳情趣旨にもありますように、いろんな努力をしてきたが、しかし教育上においても努力をするけれども、平成30年度には経営上破綻を来す可能性は大きいと、ここまで書き込まれとるんです。 その議論が、今委員長報告にありましたように3対3で分かれました。分かれるのは、これはいろんな考え方があっていいと思います。しかしながら、今日までこの興譲館が果たしてきた井原におけるあるいは日本におけるその立場あるいは役割というのを鑑みますと、この陳情書は単に陳情書にとどめてはいけないと私は考えますので、その議論のもう少し具体的な不採択、要するにこの陳情書を取り上げないという理由の具体的なお話をもう少し具体的にお話をいただきたいということと、3対3になればまさに委員長の出番でございまして、委員長の可否によってこの陳情の取り扱いが決まったわけです。 2点目の質問は、そこにおける3対3という現状を踏まえ、委員長としてのご判断のもとにあった、結論的にはこの陳情書は取り上げないと結論づけられた委員長としてのお考え、もしよろしければお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(上野安是君) 三輪議員委員長報告に対する質疑でありますので、今2番目の委員長意見をというのは今回の質問では受け取りませんのでよろしくお願いします。──6番 三宅文雄君。 ◆6番(三宅文雄君) 先ほど森下議員にもお答えしましたとおりでございまして、現在井原市から350万円を毎年いただいておるということで、これから、先ほど三輪議員からお尋ねありましたけれども、興譲館高校は駅伝におきましても、また野球におきましても大変井原市を内外にPRをしているということは私もよく存じております。私も本校の卒業生でありますので、そういった点につきましては私もしばしば応援にも参りましたし、本校のことは自分自身大変気にかけておる一人でもございます。 ○議長(上野安是君) 委員長委員会内容についてのお答えでよろしいですか。よろしくお願いいたします。 ◆6番(三宅文雄君) そういうことでございまして、先ほども申しましたけれども、るる協議した結果、私の判断で不採択という結果になったということでございます。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ないようでございますので、各委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論を行います。──18番 森下金三君。 ◆18番(森下金三君) 陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望について、私はこの陳情採択すべきであります。したがって、委員長報告には反対立場討論をいたします。 井原市の誇る興譲館高校は、初代館長阪谷朗廬先生以来、創立160年以上経過しております。朗廬先生は、美星町九名の出身であり、芳井町簗瀬の桜谷において塾を開き、その後西江原で興譲館創立し、今日まで続いていることは皆さん承知のとおりです。その間、多くの生徒を育成しております。興譲館高校は、我々の時代は公立高校や他の高校の受験に失敗した人たちの受け皿としても多くの生徒が助けてもらってきた経緯があります。 今、少子化で生徒数も大幅に減少し、経営が厳しい状況陳情趣旨を見て承知したところであります。郷校として、また井原市の文化遺産としても、このまま伝統ある興譲館井原市民としても見過ごすわけにはいきません。こうして陳情されたことは、わらをもつかむ気持ちでせっぱ詰まった状況であると思います。井原市民井原市、井原市議会がこの郷校を守っていかなければ誰が守るのですか。井原市議会はこの陳情を重く受けとめるべきです。 全国でただ一つ高校、それは創立以来校名を変えず他校との統合をせずに来ている学校は、興譲館ただ一校です。こうした伝統ある興譲館をなくしたら取り返しのつかないことになり、後悔するときが来るのではないでしょうか。興譲館高校経営努力はもちろんですが、井原市としてもできるだけ援助すべきであります。今議会の一般質問で、ある議員が、子供にお金をかけるのは投資であり、お年寄りにお金をかけるのは経費であると言われたが、実に的を射た言葉であると思います。この際、思い切って投資をしていくことを切に願います。 中国のことわざにありますように、事の是非如何を顧みるのみ。成敗に至りては天なり。したがって、陳情第2号は採択すべきであります。 以上で討論を終わります。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──12番 三輪順治君。 ◆12番(三輪順治君) ただいまの総務文教委員長報告にありました陳情学校法人運営費補助金拡充要望を取り上げないという件に関して、反対立場討論いたします。 興譲館は、多くはきょうは語りませんが、今日、百六十有余年を過ごされております。そして、その間、この地域に与えた経済的、社会的、文化的、いろんな意味での意味は大きいと思います。今直ちにこれがということではありませんけれども、将来への投資並びに過去幾多の先人もこの興譲館運営に関して大変な努力を払われております。 これはですね、ちょうど興譲館創立160周年をお迎えになったときに、芳井の歴史民俗資料館興譲館のあゆみというのを展示されたものでございます。私も展示内容を見ました。学生の確保、それから学校運営費確保を非常に先人以来努力されています。 例えば、明治34年においては興譲館経費に係る郡費補助儀懇請書が出ております。こうした幾多の困難を乗り越え、今日までおいでになっております。私たちはこれを無駄とせずに、なお50年、100年続く井原市が残せる文化的な教育拠点として、この興譲館の存続は当然しかるべきであって、そのための前提となる井原市に対する補助金拡充要求は、私は議会として陳情を受けた以上、お受けするのが私は当たり前であるというふうに考えておるところでありますので、本陳情書採択すべきと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──1番 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) 陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望について討論を行います。陳情第2号については、総務文教委員長報告のとおり不採択賛成であります。 興譲館高校は、160年以上の歴史と伝統のある学校であり、井原市にはなくてはならない学校であります。駅伝などスポーツの分野においても元気な井原を全国に発信し、また井原市民も元気をいただいていることは、興譲館高校関係者皆様に対し心より感謝いたすところであります。 このたびの陳情であります学校法人運営費補助金350万円の拡充要望についてですが、興譲館高校におきまして、この経営危機脱却に向けてさまざまな取り組みをされておられます。 一つは、奨学金給付基金KSKK170と称して個人及び企業からの寄附をお願いし、奨学金給付へ充てられようとされています。 またもう一つは、1,000日間の再建プランを立てられ、経営健全化に向けたこれから3年間の取り組みが具体的に示されており、通信制教育により東京校180名、岡山校60名の計240名に対して通信制教育を行っていくこと。 また、留学生の受け入れとして1学年30名、3学年で最大90名を受け入れる方針で、広報活動も中国のみでなく、アジア圏全域へ広げられていくようであります。 また、その留学生1人からいただく留学費用についても引き上げを行っていくということでありますので、今後多くの増収が見込まれます。 こういった具体的なプランを確実にそして着実に経営健全化に向け進めていくことで、創設以来3度の経営危機を乗り越えてこられた興譲館高校が今回の4度目の危機を乗り越えていただけるものと思っております。 興譲館高校教育の理念の一つである五教之目の義の教えの精神にのっとって、興譲館高校の頑張り、活躍を期待しエールを送り、この陳情第2号は不採択とさせていただきます。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──16番 佐藤 豊君。 ◆16番(佐藤豊君) 学校法人運営費補助金拡充要望についての陳情に対し、採択すべきとの立場討論を行いたいと思います。 今回の陳情に際し、総務文教委員会参考人から陳情要望を伺い、各委員から質疑の後採決され、賛成3名、反対3名の同数を受け、委員長判断で不採択とされましたが、傍聴していた私としては、参考人また学校関係者学校運営学校経営に対しての今後の改善とビジョンに前向きさと決意を強く感じたところであります。 興譲館高校は、創立164年を経過した歴史が残る希有の高校であります。その歴史の中で、地域産業の発展に貢献された多くの人材や本市の経済基盤を形成された人材も多く輩出した郷校としての存在は大きく、今後も地域高校として存続を強く望むものであります。 近年では急速な少子・高齢化の中にありながら、学校の特色と個性を大切にしながら、白鹿洞書院掲示の精神のもと、文武両道の私学運営に励まれ、オリンピック選手の輩出、甲子園への出場、全国高校駅伝での活躍で市民の元気発信に大きく貢献してまいりました。 また、大学の進学においても国公立大学や有名私立大学への進学をふやすなどの成果を聞くところであります。そうした学校生徒取り組み状況下にありながら、少子化による300名を切る生徒数では経営的にも大変厳しい状況下に置かれていることも十分理解できるところであり、陳情趣旨を重く受けとめ、今回の学校法人運営費補助金要望についての陳情については採択すべきと考えますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──14番 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 私は、陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望については委員長報告どおり不採択のほうに賛成をいたします。 陳情書には、平成30年度には経営上破綻を来す可能性が大きいとありますが、わかっているのならなぜもう少し早く対策を講じなかったか。また、平成29年度予算編成に当たり運営補助金の一層の拡充についてお願いとあるが、この補助金の具体的な金額の表示がない。この陳情書内容からすると、補助金お願いであると私は思います。説明の方が来られましたが、その方々も決めてないと言われました。 2番目、合併による特例措置が終了し、地方交付税は平成27年度から段階的に削減されており、29年度も削減される。国の2017年度予算でも、自治体に配る地方交付税の削減が新聞などで報道されております。そういう中、市も依存財源に頼る割合が非常に大きい。これから先、市の財政も厳しくなると思われます。 3番目、市も興譲館高校補助金を出していないわけではない。350万円という額を出されております。興譲館自体も見直すところを見つけ、また削減すべきところなども検討、改善されていただきたいと思います。 以上で私は委員長報告のとおり不採択賛成をいたします。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──10番 簀戸利昭君。 ◆10番(簀戸利昭君) 陳情第2号は委員長報告に対し賛成立場討論をいたします。 市合併より10年が経過し、合併特例債が減額される中、井原学校の建てかえや井原市立高等学校も有しております当市において、興譲館は陸上や剣道、野球等スポーツで全国レベルであることは認識するところではございますが、私立の学校法人運営費拡充要望については、現在350万円の補助金を奨学給付基金等に積んでいただいて、有効に利用していただきたいと思います。 したがって、増額は市民サービスの低下につながりかねないと思いますので、委員長報告に対し賛成いたします。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──15番 宮地俊則君。 ◆15番(宮地俊則君) 委員長報告賛成立場討論をいたします。 私は、このたびの陳情について議論することはともかく、議会が判断し結論を出すことが妥当なのかどうか疑問に感じております。といいますのは、この件に関しこれまで市当局に対し、正式に同様の要請がなされたという話は伺っておりません。そうした中、唐突に今定例会の市議会に本陳情が出されたことは、大変不可解に感じられます。 また、ご承知のとおりこれまでも市として厳しい財政の中、でき得る限りの支援を行ってきているものと認識いたしております。このたびの陳情書及び資料には補助金拡充とあるだけで、その額は明記されておりませんが、その内容から従来よりは相当多額の補助金を指しているのではないかと推測されます。補助金も全て市民の税金であります。その支出には、より慎重であるべきと考えます。 以上のことから、本陳情採択、不採択を問われれば、委員長報告のとおり不採択にすべきものと判断せざるを得ません。 以上。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。──20番 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 陳情第2号に対し、私は採択すべきだと考えますので、そういう観点で討論を行います。 陳情第2号は、興譲館高等学校提出学校法人運営費補助金拡充要望であります。この陳情を審議した15日の総務文教委員会で、校長先生からこの陳情提出経緯と、興譲館高校を取り巻く現状が述べられました。その後、委員から約1時間、さまざまな角度からの質問が出されました。校長先生の説明を聞いていて、いわゆる私立の高校の厳しさがひしひしと伝わってきました。私学助成は、国からの公立高校に対する補助に比べまだまだ不十分だと考えます。県の私学に対する助成も、全国的に見て43番目ということでした。このような中で、今後約3年かけて経営を健全化するということも明らかにされました。 市は、平成28年度は350万円補助をしております。私は、市民の貴重な税金なので慎重な判断が求められると思いますが、私学のこういう厳しい状況下で、地元興譲館高校存続のため、これまでの補助金に幾らかでも上乗せするという補助金拡充を望むものであります。 校長先生もこの審議の中で、1円でも100円でも金額の多寡にかかわらず、興譲館のこういう状況に対して関心を持っていただいて寄附をいただく、こういうことは大変ありがたいことだというふうなことも言われておりました。 したがって、この陳情採択すべきだということを申し述べて、討論といたします。 ○議長(上野安是君) ほかにございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 委員長報告は、議案第63号 平成28年度井原一般会計補正予算(第3号)から議案第66号 平成28年度井原介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの4会計補正予算については原案可決、議案第67号 井原職員勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第73号 井原農業委員会委員等定数に関する条例についてまでの7条例については原案可決、請願第2号 「地域実情に応じた医療提供体制確保を求める」請願書採択陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望については不採択でございます。 不採択案件がありますので、採決は区分して行います。 まず、陳情第2号について、起立により採決いたします。 本件に対する委員長報告は不採択であります。 お諮りいたします。 陳情第2号 学校法人運営費補助金拡充要望については採択することに賛成の諸君の起立を求めます。              〔賛成者起立〕 ○議長(上野安是君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決しました。 次に、議案第63号から議案第73号まで及び請願第2号の12件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 12件はいずれも委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ご異議なしと認めます。よって、12件はいずれも委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野安是君) 次に、市民福祉委員長から発議第2号が提出されております。発議の写しはお手元に配付いたしておりますので、ご承知願います。 発議第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~日程第2 発議第2号 地域実情に応じた医療提供体制確保を求める意見書提出について ○議長(上野安是君) 日程第2 発議第2号 地域実情に応じた医療提供体制確保を求める意見書提出についてを議題といたします。 説明を求めます。──市民福祉委員長 12番 三輪順治君。              〔12番 三輪順治登壇〕 ◆12番(三輪順治君) 発議第2号のご説明を申し上げます。 本発議案は、請願第2号の採択に伴い、国に対し意見書提出するものでございます。細部にわたっての説明は、お手元の発議案の朗読によってかえさせていただきます。              〔12番 三輪順治君、発議第2号朗読〕 ○議長(上野安是君) これより質疑を行います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第2号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ただいま可決されました発議第2号の意見書の送付に当たっては、字句その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) ご異議なしと認めます。では、そのように了承を得ておきます。 以上で今期定例会に付議されました案件は議了いたしました。 この際、市長のごあいさつをお願いいたします。──市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 12月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、去る12月5日に開会以来、本日までの15日間にわたりまして熱心にご審議を賜り、また提案いたしました諸議案につきましては全て原案どおりのご決定をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で賜りました貴重なご提言等につきましては、今後の行政運営に生かしてまいりたいと思っております。 さて、本年度も残り3カ月となり、終盤に差しかかったわけでございますが、計画いたしております諸事業の年度内完成に向け、今後とも鋭意推進してまいりたいと存じますので、議員皆様方には引き続きご指導、ご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げます。 なお、次期市議会定例会を、明けて2月27日に開会したいと思っておりますので、その節はよろしくご参会いただきますようお願いいたします。 最後になりますが、ことしも残りわずかとなりました。議員皆様方にはご健勝で、そしてご家族おそろいで輝かしい新春をお迎えになられますよう心からお祈りを申し上げ、まことに簡単ではございますが、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変ありがとうございました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野安是君) これをもって平成28年12月井原市議会定例会を閉会いたします。              午前10時48分 閉会 ・平成28年12月19日(月曜日)出席議員  1番  西 村 慎次郎    2番  河 合 謙 治    3番  荒 木 謙 二  4番  柳 井 一 徳    5番  惣 台 己 吉    6番  三 宅 文 雄  7番  坊 野 公 治    8番  藤 原 浩 司    9番  上 野 安 是  10番  簀 戸 利 昭    11番  西 田 久 志    12番  三 輪 順 治  13番  大 滝 文 則    14番  大 鳴 二 郎    15番  宮 地 俊 則  16番  佐 藤   豊    17番  井 口   勇    18番  森 下 金 三  19番  藤 原 清 和    20番  森 本 典 夫              ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  な  し              ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  局長      川 田 純 士           次長      岡 田 光 雄              ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局  市長      瀧 本 豊 文           副市長     三 宅 生 一  総務部長    佐 藤 文 則           市民生活部長  北 村 宗 則  健康福祉部長  山 田 正 人           建設経済部長  三 宅 道 雄  水道部長    妹 尾 福 登           病院事務部長  野 崎 正 広  総務部次長   渡 邊 聡 司           市民生活部次長 北 村 容 子  健康福祉部次長 猪 原 忠 教           建設経済部次長 橋 本 良 啓  水道部次長   谷 本 悦 久           会計管理者   笹 井   洋  病院事務部事務次長                 財政課長    佐 藤 和 也          中 原 康 夫 教育委員会  教育長     片 山 正 樹           教育次長    大 舌   勲...